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医療コラム

犬の目がしょぼしょぼする原因は?角膜潰瘍の症状・治療・受診目安を解説

この記事は約5分で読めます。

はじめに

犬と一緒にお出かけをしているとき、
「目をしょぼしょぼさせている」「片目だけ涙が多い」
といった様子が気になったことはありませんか?

その症状、角膜潰瘍かもしれません。

角膜潰瘍は犬によく見られる目の病気で、
軽症に見えても進行すると視力低下や失明につながることがあるため注意が必要です。
本記事では、山梨県の昭和動物病院 院長・近野みまこ先生より、
犬の角膜潰瘍について分かりやすく解説します。

🔽今回の先生です

はじめまして。
昭和動物病院の院長 近野 みまこと申します。

どうぞよろしくお願いいたします。

犬の角膜潰瘍とは?

角膜潰瘍とは、黒目の表面(角膜)が傷つき、欠損してしまった状態を指します。
角膜は非常に薄くデリケートな組織のため、
日常のちょっとした刺激でも傷がつくことがあります。

特にお出かけ中は、

  • 草や枝が目に当たる
  • 砂ぼこりが入る
  • 他の犬と接触する

といった場面が多く、角膜潰瘍のリスクが高まります。

こんな症状があれば要注意

角膜潰瘍の犬には、次のような症状が見られます。

  • 目を細める、開けづらそうにする
  • 片目だけ涙や目やにが増える
  • 前足で目をこする
  • 目が赤く充血している
  • 白っぽく濁って見える

これらは痛みを伴うサインです。
「しばらく様子を見よう」と放置せず、早めの受診をおすすめします。

角膜潰瘍の原因

犬の角膜潰瘍は、以下のような原因で起こります。

  • 外傷(草・枝・砂・爪など)
  • 逆さまつげやまぶたの異常
  • ドライアイ
  • 細菌・ウイルス感染
  • 短頭種(フレンチブルドッグ、パグなど)の体質的要因

とくに短頭種は角膜が乾燥しやすく、
日常的なケアと早期対応が重要です。

治療方法と受診のタイミング

治療は、角膜潰瘍の深さや状態によって異なります。

  • 点眼薬による治療
  • 内服薬の併用
  • 重症例では外科的処置が必要な場合もあります

角膜は回復力が高い一方、
深く傷つくと治癒に時間がかかり、後遺症が残ることもあります。

「いつもと違う」と感じた時点で受診することが、愛犬の目を守る近道です。

お出かけ中に気をつけたいポイント

愛犬とのお出かけを安全に楽しむため、次の点を意識しましょう。

  • 目を気にする仕草があれば無理をさせない
  • 草むらや砂地では目の様子をこまめに確認
  • 帰宅後に目の赤みや涙をチェックする

小さな変化に気づくことが、トラブルの早期発見につながります。

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その目の症状、専門的に診られる病院に相談しませんか?

  • 目をしょぼしょぼしている
  • 涙や目やにが増えた
  • 片目だけ赤い・開きにくい

これらは、角膜潰瘍をはじめとする眼科疾患の初期サインであることがあります。
「様子見でいいのか分からない」
そんな段階からでも、ご相談ください。

昭和動物病院が選ばれる理由

「うちの子に優しい医療」を大切にしています

昭和動物病院では、
「痛くない・怖くない・痒くない」を基本理念に、
わんちゃん・ねこちゃんの負担をできるだけ減らした医療を提供しています。

昭和町を中心に、甲府市や周辺地域からも
専門的な診療を求めて多くの飼い主さまが来院されています。

専門分野に強い動物病院です

当院の大きな特徴は、複数の専門分野を横断的に診られることです。

眼科

角膜潰瘍・結膜炎・白内障・ドライアイなど、
犬猫の眼科疾患を専門的に診療しています。

代謝性疾患や内分泌疾患が眼に影響するケースも多く、
当院では背景疾患まで含めて評価し、特殊な眼科検査機器を用いたきめ細やかな治療を行います。

皮膚科

皮膚を「免疫臓器のひとつ」と捉え、
皮膚だけでなく全身の健康状態を踏まえた診療を行います。

皮膚検査に加え、血液検査・超音波検査・ホルモン検査などを組み合わせ、根本原因にアプローチします。

循環器科

心臓病などの循環器疾患についても、
早期発見・継続的な管理を重視した診療を行っています。

一つの症状を“部分”で診るのではなく、全身を診る医療
これが昭和動物病院の強みです。

獣医師が常駐する「病院併設トリミングサロン」

昭和動物病院には、獣医師と連携したトリミング施設を併設しています。

こんなわんちゃんに選ばれています

  • 皮膚が弱い・アレルギーがある
  • 持病があり、一般的なサロンが不安
  • シニア犬で体調面が心配

医療×美容の両立

  • 獣医師が皮膚状態を確認したうえでのシャンプー療法
  • 薬用シャンプーを使った皮膚ケア重視のトリミング
  • 体調変化があればすぐに獣医師が対応できる環境

「かわいくする」だけでなく、
健康を守るためのトリミングを提供しています。

獣医師からのひとこと

昭和動物病院<br>院長 近野 みまこ
昭和動物病院
院長 近野 みまこ

角膜の病気は、早期に対応することで点眼治療のみで改善できるケースも多くあります。

「これって受診するほど?」と迷った段階でも構いません。
少しでも違和感があれば、お気軽にご相談ください。

ご予約・詳細はこちら

山梨県昭和町にある昭和動物病院では、一般診療から専門的な治療まで、
わんちゃん・ねこちゃんの目の健康にも力を入れています。

昭和動物病院 公式Webサイト

〒409-3866 山梨県中巨摩郡昭和町西条1120-8
TEL:055-275-1288

診療受付時間:
平日 9:30〜12:00/15:00〜18:30
土曜 9:30〜16:00(お昼休診なし)

休診日:日曜・祝日・木曜

診療対象動物:犬・猫・モルモット・ハムスター・ウサギ

予約のとり方: お電話、WEBサイトで予約が可能。
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