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医療コラム

【獣医師監修】第7回:春の狂犬病予防注射まとめ|接種時期・免除・動物病院チェック

【獣医師監修】第7回:春の狂犬病予防注射まとめ|接種時期・免除・動物病院チェック
この記事は約3分で読めます。

春になると、狂犬病予防注射のお知らせが届く季節です。
わんちゃんの健康を守るため、そして私たち人間も安心して暮らすために、毎年の接種はとても大切です。
今回は、獣医師の先生からいただいたコラムをもとに、狂犬病予防注射の基本や注意点をご紹介します!

【記事監修】葛野 莉奈先生プロフィール

かどのペットクリニック(神奈川県横浜市青葉区)

  • 院長:葛野 莉奈先生
  • 診療時間:8:00〜12:00/16:00〜19:00
  • 休診日:木曜・日曜午後
  • TEL:045-972-1112
  • 公式サイトはこちら
先生から読者のみなさんへメッセージ

「もっとこんなことを知っている飼い主さんが増えたらいいな」
「こんなことで悩んでいるたくさんの方の力になれたらいいな」

普段の診療の中で感じたことを、文章にまとめました。
少しでも多くの方のお役に立てたらうれしいです。
獣医師としてだけでなく、いち飼い主としても、皆さんと知識を共有しながら、動物たちとの生活がより充実するお手伝いができたらと思っています。

なぜ予防注射は大切なのか

狂犬病は人間にも感染する人獣共通感染症です。

狂犬病に感染した動物の唾液に含まれるウイルスが、噛まれた傷から体内に侵入することで感染が成立します。

狂犬病ウイルスは神経組織や脳などを破壊し、神経症状を引き起こします。最終的に感染した場合、人間は100パーセント死に至るとされている恐い感染症です。

1950年以前は日本にも狂犬病が存在し、たくさんのわんちゃんや人間の方たちが感染して亡くなりました。

そのため、日本ではわんちゃんの飼い主さんの義務として、年1回の狂犬病予防注射と登録が法律で定められています。

3月から4月くらいに狂犬病のお知らせが地域の保健所や自治体から届くケースが一般的であり、4月から7月くらいまでの接種をおすすめする自治体も多くあります。

子犬ちゃんをお迎えした場合、生後約4ヶ月くらいで狂犬病を接種することが多いため、秋や冬に接種することもあると思いますが、住んでいる自治体の方針に合わせて、接種時期を春になるように徐々に早める場合や、そのまま変えずに最初に接種した月に合わせる場合など様々でしょう。

地域の方針なども考慮して計画を立ててもらえる可能性が高いため、かかりつけの先生に接種計画を確認できるとより安心です。

現在日本には狂犬病が存在せず、「狂犬病清浄国」とされています。

これから先ずっと、飼い主さんや周りのわんちゃんなど動物たちが狂犬病に脅かされずに生活するために、狂犬病の予防注射はとても大切です。

しかし、持病の悪化や高齢により全身状態が悪いなどの健康面の問題で、狂犬病予防注射を接種することに不安がある場合もあるでしょう。

その場合、猶予と言って接種が免除される場合もあります。

お家のわんちゃんが該当するのかどうか、どうするのが最適なのか、かかりつけの先生と相談しながら決めることをおすすめします。

まとめ

春の狂犬病予防注射は、愛犬の健康を守るだけでなく、私たち人間や周りの動物たちを守るためにも大切ですね。

狂犬病予防注射のポイント整理!

  • 接種時期:多くの自治体では4月~7月が目安
  • 初めての接種:子犬は生後約4か月で接種することが多く、自治体の方針に応じて春に合わせる場合もあり
  • 接種が不安な場合:高齢や持病で体調が心配なときは、猶予(免除)制度を活用できる可能性あり
  • 確認先:かかりつけの動物病院に接種計画を相談するのが安心

現在日本は狂犬病清浄国ですが、今後も愛犬とみんなの安全のため、毎年の予防注射は大切です。
今年の春も、動物病院での接種を忘れずに、愛犬の健康を守っていきましょう。

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