はじめに
「目が赤い」「涙が増えた」
そんな症状で検索しているうちに、
“とりあえず目薬”を試した方も多いのではないでしょうか。
犬の目のトラブルで「とりあえず目薬を使って様子見」したものの、
- 数日たっても良くならない
- むしろ赤みや涙が増えている
- 何度も目薬をさしているのに変化がない
そんな経験はありませんか?
実は、犬の目の症状には「目薬だけでは改善しないケース」が少なくありません。
この記事では、
山梨県・昭和動物病院 院長の近野みまこ獣医師が、
「目薬を使っても犬の目が良くならない理由」を分かりやすく解説します。
🔽今回の先生です

はじめまして。
昭和動物病院の院長 近野 みまこと申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
目薬を使っても良くならない主な理由
① そもそも「原因」が目薬で治るものではない
犬の目の症状は、一見同じように見えても原因はさまざまです。
例えば、
- 角膜潰瘍が進行している
- 角膜の深い部分まで傷が及んでいる
- 眼の表面ではなく、涙の量や質に問題がある
このような場合、一般的な点眼薬だけでは改善しません。

② ドライアイ(乾性角結膜炎)が隠れている
涙の量が不足すると、
- 目薬をさしてもすぐ乾く
- 一時的に良くなっても再発する
- 目ヤニが増え続ける
といった状態になります。
ドライアイは専用の検査と治療方針の見直しが必要な疾患です。
③ 眼以外の病気が影響している
犬の目の異常は、
- 代謝性疾患
- 内分泌疾患
- 免疫の異常
など、全身の病気が関係していることもあります。
この場合、
「目だけ」を治療しても根本的な改善は見込めません。
④ 点眼の方法・回数が合っていない
- 正しく目に入っていない
- 回数が足りない/多すぎる
- 犬が嫌がって十分に治療できていない
こうした理由で、効果が出にくくなるケースもあります。

こんな場合は再受診・専門的な検査を
次のような状態が続く場合は、
一度しっかりと検査を受けることをおすすめします。
- 3〜5日以上目薬を使っても改善しない
- 赤み・痛み・涙が強くなってきた
- 目を開けづらそうにしている
- 白く濁って見える
「様子見でいいのか分からない」段階こそ、
犬の眼科診療を行っている動物病院を受診するタイミングです。
PR|昭和動物病院からのお知らせ
眼の症状を「目だけ」で終わらせません
昭和動物病院では、眼科・皮膚科・循環器科を横断した総合的な診療を行っています。
- 目をしょぼしょぼしている
- 涙や目やにが増えた
- 片目だけ赤い・開きにくい
これらは、疾患の初期サインであることがあります。
「様子見でいいのか分からない」
そんな段階からでも、ご相談ください。
特殊な眼科検査機器を用い、背景にある疾患まで含めて評価・治療を行います。
昭和動物病院が選ばれる理由


「うちの子に優しい医療」を大切にしています
昭和動物病院では、
「痛くない・怖くない・痒くない」を基本理念に、
わんちゃん・ねこちゃんの負担をできるだけ減らした医療を提供しています。
昭和町を中心に、甲府市や周辺地域からも
専門的な診療を求めて多くの飼い主さまが来院されています。
専門分野に強い動物病院です
当院の大きな特徴は、複数の専門分野を横断的に診られることです。
眼科
角膜潰瘍・結膜炎・白内障・ドライアイなど、
犬猫の眼科疾患を専門的に診療しています。
代謝性疾患や内分泌疾患が眼に影響するケースも多く、
当院では背景疾患まで含めて評価し、特殊な眼科検査機器を用いたきめ細やかな治療を行います。
皮膚科
皮膚を「免疫臓器のひとつ」と捉え、
皮膚だけでなく全身の健康状態を踏まえた診療を行います。
皮膚検査に加え、血液検査・超音波検査・ホルモン検査などを組み合わせ、根本原因にアプローチします。
循環器科
心臓病などの循環器疾患についても、
早期発見・継続的な管理を重視した診療を行っています。
獣医師が常駐する「病院併設トリミングサロン」
昭和動物病院には、獣医師と連携したトリミング施設を併設しています。
こんなわんちゃんに選ばれています
医療×美容の両立
獣医師からのひとこと

院長 近野 みまこ
目薬を使っても改善しない場合、
「もう少し様子を見よう」と迷われる飼い主さまが多くいらっしゃいます。
ですが、原因を正しく見極めることで、治療方針が大きく変わるケースも少なくありません。
気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
ご予約・詳細はこちら

山梨県昭和町にある昭和動物病院では、一般診療から専門的な治療まで、
わんちゃん・ねこちゃんの目の健康にも力を入れています。
〒409-3866 山梨県中巨摩郡昭和町西条1120-8
TEL:055-275-1288
診療受付時間:
平日 9:30〜12:00/15:00〜18:30
土曜 9:30〜16:00(お昼休診なし)
休診日:日曜・祝日・木曜
診療対象動物:犬・猫・モルモット・ハムスター・ウサギ
予約のとり方: お電話、WEBサイトで予約が可能。
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