■最新!愛犬と行けるイルミ特集はこちら■
医療コラム

犬の目の赤み・涙が治らない原因とは?目薬が効かないケースと受診の目安を獣医師が解説

この記事は約5分で読めます。

はじめに

「目が赤い」「涙が増えた」
そんな症状で検索しているうちに、
“とりあえず目薬”を試した方も多いのではないでしょうか。

犬の目のトラブルで「とりあえず目薬を使って様子見」したものの、

  • 数日たっても良くならない
  • むしろ赤みや涙が増えている
  • 何度も目薬をさしているのに変化がない

そんな経験はありませんか?

実は、犬の目の症状には「目薬だけでは改善しないケース」が少なくありません。

この記事では、
山梨県・昭和動物病院 院長の近野みまこ獣医師が、
「目薬を使っても犬の目が良くならない理由」を分かりやすく解説します。

🔽今回の先生です

はじめまして。
昭和動物病院の院長 近野 みまこと申します。

どうぞよろしくお願いいたします。

目薬を使っても良くならない主な理由

① そもそも「原因」が目薬で治るものではない

犬の目の症状は、一見同じように見えても原因はさまざまです。

例えば、

  • 角膜潰瘍が進行している
  • 角膜の深い部分まで傷が及んでいる
  • 眼の表面ではなく、涙の量や質に問題がある

このような場合、一般的な点眼薬だけでは改善しません。

② ドライアイ(乾性角結膜炎)が隠れている

涙の量が不足すると、

  • 目薬をさしてもすぐ乾く
  • 一時的に良くなっても再発する
  • 目ヤニが増え続ける

といった状態になります。

ドライアイは専用の検査と治療方針の見直しが必要な疾患です。

③ 眼以外の病気が影響している

犬の目の異常は、

  • 代謝性疾患
  • 内分泌疾患
  • 免疫の異常

など、全身の病気が関係していることもあります。

この場合、
「目だけ」を治療しても根本的な改善は見込めません。

④ 点眼の方法・回数が合っていない

  • 正しく目に入っていない
  • 回数が足りない/多すぎる
  • 犬が嫌がって十分に治療できていない

こうした理由で、効果が出にくくなるケースもあります。

こんな場合は再受診・専門的な検査を

次のような状態が続く場合は、
一度しっかりと検査を受けることをおすすめします。

  • 3〜5日以上目薬を使っても改善しない
  • 赤み・痛み・涙が強くなってきた
  • 目を開けづらそうにしている
  • 白く濁って見える

「様子見でいいのか分からない」段階こそ、
犬の眼科診療を行っている動物病院を受診するタイミングです。

PR|昭和動物病院からのお知らせ

眼の症状を「目だけ」で終わらせません

昭和動物病院では、眼科・皮膚科・循環器科を横断した総合的な診療を行っています。

  • 目をしょぼしょぼしている
  • 涙や目やにが増えた
  • 片目だけ赤い・開きにくい

これらは、疾患の初期サインであることがあります。
「様子見でいいのか分からない」
そんな段階からでも、ご相談ください。

特殊な眼科検査機器を用い、背景にある疾患まで含めて評価・治療を行います。

昭和動物病院が選ばれる理由

「うちの子に優しい医療」を大切にしています

昭和動物病院では、
「痛くない・怖くない・痒くない」を基本理念に、
わんちゃん・ねこちゃんの負担をできるだけ減らした医療を提供しています。

昭和町を中心に、甲府市や周辺地域からも
専門的な診療を求めて多くの飼い主さまが来院されています。

専門分野に強い動物病院です

当院の大きな特徴は、複数の専門分野を横断的に診られることです。

眼科

角膜潰瘍・結膜炎・白内障・ドライアイなど、
犬猫の眼科疾患を専門的に診療しています。

代謝性疾患や内分泌疾患が眼に影響するケースも多く、
当院では背景疾患まで含めて評価し、特殊な眼科検査機器を用いたきめ細やかな治療を行います。

皮膚科

皮膚を「免疫臓器のひとつ」と捉え、
皮膚だけでなく全身の健康状態を踏まえた診療を行います。

皮膚検査に加え、血液検査・超音波検査・ホルモン検査などを組み合わせ、根本原因にアプローチします。

循環器科

心臓病などの循環器疾患についても、
早期発見・継続的な管理を重視した診療を行っています。

一つの症状を“部分”で診るのではなく、全身を診る医療
これが昭和動物病院の強みです。

獣医師が常駐する「病院併設トリミングサロン」

昭和動物病院には、獣医師と連携したトリミング施設を併設しています。

こんなわんちゃんに選ばれています

  • 皮膚が弱い・アレルギーがある
  • 持病があり、一般的なサロンが不安
  • シニア犬で体調面が心配

医療×美容の両立

  • 獣医師が皮膚状態を確認したうえでのシャンプー療法
  • 薬用シャンプーを使った皮膚ケア重視のトリミング
  • 体調変化があればすぐに獣医師が対応できる環境

「かわいくする」だけでなく、
健康を守るためのトリミングを提供しています。

獣医師からのひとこと

昭和動物病院<br>院長 近野 みまこ
昭和動物病院
院長 近野 みまこ

目薬を使っても改善しない場合、
「もう少し様子を見よう」と迷われる飼い主さまが多くいらっしゃいます。
ですが、原因を正しく見極めることで、治療方針が大きく変わるケースも少なくありません。
気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

ご予約・詳細はこちら

山梨県昭和町にある昭和動物病院では、一般診療から専門的な治療まで、
わんちゃん・ねこちゃんの目の健康にも力を入れています。

昭和動物病院 公式Webサイト

〒409-3866 山梨県中巨摩郡昭和町西条1120-8
TEL:055-275-1288

診療受付時間:
平日 9:30〜12:00/15:00〜18:30
土曜 9:30〜16:00(お昼休診なし)

休診日:日曜・祝日・木曜

診療対象動物:犬・猫・モルモット・ハムスター・ウサギ

予約のとり方: お電話、WEBサイトで予約が可能。
        LINEのお友達登録でより便利に!

ONEPOST

ページトップへ戻る

タイトルとURLをコピーしました